自作 fkopiiについて、少しづつ解説してみます。
今回は、fkopii1.6 に実装されている機能の内、あまり説明していない(まったく説明していないかも…)機能、注意について捕捉しておきます。気が向いたらヘルプに追記するかもしれません。
1. 設定ファイルを指定して起動できる
引数として設定ファイル名を指定すると、その設定ファイルを使用して起動します。だからといって複数起動が出来るわけではないので注意が必要です。
※ちなみに定義ファイルの形式は、JSONではありません。似て非なるものです。JSON形式で自動作成しようとしても残念ながら受付できません。※開発当時JSONの存在を知らなかった・・・
2. コピー、削除の結果リストをダブルクリックすると元ファイルの方を開く
コピーに失敗している場合に、どのファイルが失敗してるんだ~という時に使えます。
3. 動作中にWindowsをシャットダウンまたは、再起動を使用とすると、終了確認のメッセージを表示する
まだ、動いてるけどいいの?的な問い合わせです。おかげでシャットダウンの妨げになるという機能です。
4. コピー元に指定したフォルダ内が「空」の場合は、コピーを中止する
ドライブ異常が発生してフォルダ内が認識できない様な状態の場合、コピー先をまっさらに消してしまう悲劇から救ってくれるはずです。
5. 動作中に休止した場合、復帰後に時間間隔をやりなおす
コピー予定時刻を適当な時間数(忘れた)超過している場合、コピーを直ちに開始するのではなく、再度経過時間を測定しなおします。休止明けにコピーがいきなり走り出す様な事は無いです。
6. PING機能は、成否を確認しない
スタンバイ状態を使用するNAS対策で用意しているPING機能は、PINGを発信しますが、成否は確認しません。ファイヤーウォールではじかれている場合は意味をなさないのでご注意願います。
7. コピーに失敗するのは、元々コピー不可のファイルが多い
元々コピーが出来ないようなファイルはコピーしません。管理者権限で立ち上げれば、コピー可能なファイルは増えるかもしれませんが、多くの場合コピーしたところで、後に復旧できるようなファイルではないです。※むしろ戻したらシステムを破壊する可能性すらある。
今回は、こんなところです。
※最新バージョンでの話題です。古いバージョンの場合は、一部機能が含まれていませんのでご注意願います。