2021/12/21

fkopiiの使い方 その3 (Blog版)

自作 fkopiiについて、少しづつ解説してみます。

 今回は、fkopii1.6 に実装されている機能の内、あまり説明していない(まったく説明していないかも…)機能、注意について捕捉しておきます。気が向いたらヘルプに追記するかもしれません。

1. 設定ファイルを指定して起動できる

 引数として設定ファイル名を指定すると、その設定ファイルを使用して起動します。だからといって複数起動が出来るわけではないので注意が必要です。

※ちなみに定義ファイルの形式は、JSONではありません。似て非なるものです。JSON形式で自動作成しようとしても残念ながら受付できません。※開発当時JSONの存在を知らなかった・・・

 2. コピー、削除の結果リストをダブルクリックすると元ファイルの方を開く 

 コピーに失敗している場合に、どのファイルが失敗してるんだ~という時に使えます。

3.  動作中にWindowsをシャットダウンまたは、再起動を使用とすると、終了確認のメッセージを表示する

 まだ、動いてるけどいいの?的な問い合わせです。おかげでシャットダウンの妨げになるという機能です。

4. コピー元に指定したフォルダ内が「空」の場合は、コピーを中止する

 ドライブ異常が発生してフォルダ内が認識できない様な状態の場合、コピー先をまっさらに消してしまう悲劇から救ってくれるはずです。

5.  動作中に休止した場合、復帰後に時間間隔をやりなおす

 コピー予定時刻を適当な時間数(忘れた)超過している場合、コピーを直ちに開始するのではなく、再度経過時間を測定しなおします。休止明けにコピーがいきなり走り出す様な事は無いです。

6. PING機能は、成否を確認しない

 スタンバイ状態を使用するNAS対策で用意しているPING機能は、PINGを発信しますが、成否は確認しません。ファイヤーウォールではじかれている場合は意味をなさないのでご注意願います。

7. コピーに失敗するのは、元々コピー不可のファイルが多い

 元々コピーが出来ないようなファイルはコピーしません。管理者権限で立ち上げれば、コピー可能なファイルは増えるかもしれませんが、多くの場合コピーしたところで、後に復旧できるようなファイルではないです。※むしろ戻したらシステムを破壊する可能性すらある。

 今回は、こんなところです。

※最新バージョンでの話題です。古いバージョンの場合は、一部機能が含まれていませんのでご注意願います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2021/12/12

fkopii の使い方 その2 (Blog版)

 自作 fkopiiについて、少しづつ解説してみます。

fkopii は、インストーラーを付属していません。

単純に面倒だったのと、インストーラーでインストールすると困るケースがあったからです。

どういう訳か、fkopiiのような、素人作成、ソース非公開なソフトは、怪しいソフト扱いされるケースがあります。(もちろん、怪しくないです!)

そういったソフトは、インストールすると問題があります。その一方でネットからダウンロードした画像ファイル、テキストファイル、テンプレートファイルを使用するのは大丈夫だったりします。役立つバイナリーファイルとしてはOK??

fkopii は、個人(所属は問わない)使用以外の利用は許可していません。


さて、そうすると最初に行うべきは、ダウンロードしたZipファイルの解凍であり、常駐設定になります。

常駐にするには、まあ、普通にスタートアップフォルダに格納すべきです。Windows10になってからスタートアップフォルダは、何故か隠れた存在になっていますが、いまだに存在します。

スタートアップフォルダは、おおむね次の位置です。

C:\Users\<user-name>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

※ドライブ名、<user-name>のフォルダ名は、個々のPCで異なります。

ここに解凍した、Exeファイルのショートカットを格納します。Exe本体をコピーしないようにしてください。

ここまでできれば、fkopiiを使用する準備は大体終わっています。

 


2021/12/06

fkopii の使い方 (Blog版)

自作 fkopiiについて、少しづつ解説してみます。

 fkopii とはなにか?

 作者としては、フォルダの随時コピーツールと思っています。ミラーリングという言葉がありますが、それに近いものです。要は、フォルダのそっくりそのままのコピーフォルダを作ろうとするツールですね。

 フォルダ、ファイルのコピーを作成するという要求は、ファイルシステムが誕生した頃から存在するもので、「あれ!?間違って消しちゃった!」、「うわっ!上書きしてしまった~」という、人間味溢れる行動を救ってくれる「保険」のようなものです。

 「テイキテキニ バックアップ ヲ トリマショウ!」よく言われますね。はい、でも面倒くさいですね。少なくとも作者は、すごく面倒くさいです。「よし、毎月○日はバックアップしておくぞ!」とか、「週末は、バックアップデーにします」とか、考えたくもないです。

 じゃあどうするかというと、勝手にコピーしてくれれば一番良くない?という事です。定期的にコピーしてくれていれば、とりあえず、ある程度までは保存されている訳です。贅沢を言ってはいけません。あくまでも「ある程度まで」です。厳密に複製を作ろうとたら、何かファイルを書き換える度にコピーしなければいけません。コピーをする為にファイルを作っているかのような生きざまになってしまいます。(本気でそれを求めるなら、ストレージ構成から見直してください。)

 fkopii は、定期的にコピーを行うツールです。常駐での使用を想定しています。起動後1回、○分毎、または毎日○時になれば、指定元フォルダの中身を指定先フォルダにコピーします。毎回全部コピーしていた日には、いつまでもコピーし続けなくてはいけないので、比較して差分をコピーします。差分の削除も行います。指定ファイルだけコピーしたり、指定ファイルを除外したりも、まあ、できます。Unicodeファイル名も取り扱いしますし、いわゆる長いファイル名も対応しています。 他にもありますが指定出来ることについては、ヘルプが付属しているのでそちらに譲ります。

 常駐して使うということは、コピー中に別の作業を行って構いません。むしろ、本来の作業傍らで動作するツールです。動作している事すら忘れていても、いつの間にかコピーを行ってくれるツールです。

 もしもの為にコピーを作っておきたいけど、全然やってないや~という方、キッチリバックアップ取ってきたけど、毎週それだけの為に時間を費やすことに面倒になった方、なんかよさげに感じてくれた方、お試しください。


2021/12/05

fkopii 1.6.1 のリリース

 fkopii 1.6.1 の公開を始めました。

(変更点)

  • フォーム表示の若干修正
  • 誤記修正
(ファイルの配布先)

https://hirywork.ever.jp



公開停止中

現在サイト整理中につき作成ソフトウェアの公開を停止しています。