自作 fkopiiについて、少しづつ解説してみます。
fkopii とはなにか?
作者としては、フォルダの随時コピーツールと思っています。ミラーリングという言葉がありますが、それに近いものです。要は、フォルダのそっくりそのままのコピーフォルダを作ろうとするツールですね。
フォルダ、ファイルのコピーを作成するという要求は、ファイルシステムが誕生した頃から存在するもので、「あれ!?間違って消しちゃった!」、「うわっ!上書きしてしまった~」という、人間味溢れる行動を救ってくれる「保険」のようなものです。
「テイキテキニ バックアップ ヲ トリマショウ!」よく言われますね。はい、でも面倒くさいですね。少なくとも作者は、すごく面倒くさいです。「よし、毎月○日はバックアップしておくぞ!」とか、「週末は、バックアップデーにします」とか、考えたくもないです。
じゃあどうするかというと、勝手にコピーしてくれれば一番良くない?という事です。定期的にコピーしてくれていれば、とりあえず、ある程度までは保存されている訳です。贅沢を言ってはいけません。あくまでも「ある程度まで」です。厳密に複製を作ろうとたら、何かファイルを書き換える度にコピーしなければいけません。コピーをする為にファイルを作っているかのような生きざまになってしまいます。(本気でそれを求めるなら、ストレージ構成から見直してください。)
fkopii は、定期的にコピーを行うツールです。常駐での使用を想定しています。起動後1回、○分毎、または毎日○時になれば、指定元フォルダの中身を指定先フォルダにコピーします。毎回全部コピーしていた日には、いつまでもコピーし続けなくてはいけないので、比較して差分をコピーします。差分の削除も行います。指定ファイルだけコピーしたり、指定ファイルを除外したりも、まあ、できます。Unicodeファイル名も取り扱いしますし、いわゆる長いファイル名も対応しています。 他にもありますが指定出来ることについては、ヘルプが付属しているのでそちらに譲ります。
常駐して使うということは、コピー中に別の作業を行って構いません。むしろ、本来の作業傍らで動作するツールです。動作している事すら忘れていても、いつの間にかコピーを行ってくれるツールです。
もしもの為にコピーを作っておきたいけど、全然やってないや~という方、キッチリバックアップ取ってきたけど、毎週それだけの為に時間を費やすことに面倒になった方、なんかよさげに感じてくれた方、お試しください。
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